2012年10月28日日曜日

120915~17_室堂〜劔沢〜五色ヶ原_02

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ザラ峠の手前からみた五色ヶ原。スパッと切れ落ちた斜面から雲が迫り上がってくる様は圧巻でした。
こんな景色が見れるからハイキングはやめられません。


二日目。劔沢から雄山を越え、一の越山荘で小休止。
写真
ここからの後半戦は龍王岳、鬼岳、獅子岳、ザラ峠を越えて二日目の幕営地となる五色ヶ原へ。

龍王岳、鬼岳は山頂をまいて進みます。
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獅子岳からザラ峠への下り。400m近い下りは8時間以上歩いた足には堪えます。

しかしTJAR2012で優勝した望月選手は富山湾からココまで10時間程で来て、その日の内に槍ヶ岳まで行ってしまうというのだから、、、 いやいや、比べる次元の話ではないですね。

フラフラになりながらも五色ヶ原に到着。
山荘で幕営手続きを済ませ、ビールと水を入手してテント場へ向かいます。
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テントは私達を含め、わずか10張。
設置されている木のベンチがとってもいい感じ。
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そういえば、嫁の履いてるシューズinov8/ROCLITE 275GTX
岩場でのグリップの良さは評判通りのよう。デザインも含めかなりお気に入りのようでした。
汗かきな私は夏場のGOREシューズは通気性の悪さから敬遠してしまうのですが、嫁はその辺気にならないようです。羨ましい…。

二日目の夜も穏やかで星がキレイ。今年は天気にめぐまれたなぁ。。。
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朝食と行動食。前日に引き続き、家にあるドライフードの一斉処分です。
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朝ご飯で食べきれなかったエビピラフはサランラップにくるんで行動食に。
サランラップは前日から使い回してます。こんな軽量なアウトドアギアを創る旭化成は偉大であります。

最終日の三日目。4:30出発。
ずっと来てみたかった五色ヶ原。急ぐ理由も無かったので明るくなってから出発するべきでした。
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良い感じであっただろう箇所を終え、樹林帯に入るあたりで陽が登り始めました。
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途中、平ノ小屋で小休止。
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この辺りで一番旨いと言われる水(小屋に宿泊していた叔父さま曰く)でアイスコーヒーを頂きました。
「ゴクリ。。。」と飲んでみるとたしかに、今まで飲んだアイスコーヒーのなかで1番美味しいんじゃねえの?と嫁に話していました。

ここからは黒部湖沿いにほとんど平坦な道。フラッ党には堪りません。
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ふう〜、お疲れさまでした。
やっぱり下山後はカツです。今回は黒部湖のディープなグリーンを表現した黒部ダムレストハウスのグリーンカレー。2012年、夏の山行を締めくくる素晴らしいお味でした。

来年は福神漬けで水の流れを表現したダムカレーを食べに行きたいなぁ。

おしまい。

2012年10月17日水曜日

120915~17_室堂〜劔沢〜五色ヶ原_01

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9月の3連休、嫁と二人で立山周辺を歩いてきました。
写真は朝焼けの劔岳。右奥には前回歩いた白馬連峰もみえます。

今回のルートはこんな感じ。
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室堂から入り劔沢で一泊、雄山を経由して五色ヶ原で二泊目、最終日は平ノ小屋を通り黒部ダムへ。
当初の予定だと二日目は劔岳登頂のはずでしたが、混んでたのでやめました。

初日、羽田空港から富山空港へ。
富山空港から室堂へは直通バスがでているのでコレを利用。

朝05:00に家を出発して10:30に室堂着。目指す劔沢は目の前の稜線の向こう側です。
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途中通過する『みくりが池』
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夏に観た『おおかみこどもの雨と雪』を思い出します。
映画のワンシーンは雄山と浄土山が見えていたので反対側からの眺めです。

劔沢へ行く為に一度登ります。
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途中、かなり雨に降られましたが90分程登り剱御前小舎に到着。コーヒーを頂きながら一休み。
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後は劔沢に向かって下るだけ。結構人がいるので、なかなか自分達のペースで歩くことが出来ません。
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テント場が見えてきましたが、かなり混んでます。『連休』『人気の場所』と重なれば仕方ないですね。
気を取り直して、下りながら幕営適地の目星を付けます。

平でなかなか良い場所を確保できたのですが、設営時に土砂降り。
ハバハバを設営する際、インナーテントから張りはじめるのが普通だと思うのですが、雨天の場合は組み立ててるあいだにフロアーがビショビショになってしまいます。結局この日は床にエマージェンシーブランケットをひいて凌ぎましたが、雨天時にフライから張る方法を考えてみようと思います。

あ、そういえば嫁が着ていた青いレインジャケット。
PERTEX® Shield +を使用してるMontane / Minimus Jacket Men's Size-S [222g]
土砂降りのなかの着用は初めて。短い時間だったということもありますが、浸水はゼロ。
ただ、表面の生地とPERTEX® Shieldの間が水ぶくれのようになっていました。みた感じ少し不安。
それから、着用時の蒸れ感は結構あるとのこと。PERTEX® Shieldの軽さは魅力なんですけどね。。。
eVent DVLの製品が待ち遠しいです。

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今回の食事は、家にあるドライフードの一斉処分。
夕食はドライカレーにオニオンスープ、Akinoriさんに教わった水で戻せるマッシュポテト。
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夕食後、翌日の朝食と行動食を準備。フロシキコジーに入れて枕元に置いておきます。

風もなく穏やかな夜。
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備忘録として気温等をかいておこうと思います。
日中は13℃〜20℃。夜は10℃〜7℃。
ダウン上下にTOP QUILTで安眠。0℃付近にならない限り、ハバハバで嫁と二人なら寝具はこの組み合わせで良さそう。

しかし、テント場で雨が降ったり止んだりだと、化繊のジャケット導入が頭をよぎります。
コレとか、コレとか。むむぅ。
けど寝袋も化繊だから重量と保温のバランスが変わってしまう。むむむぅ。

それから、暑くなってから着ていってなかった
finetrack / フラッドラッシュ®スキンメッシュT size-L [47g]
今回も引き続き着用せずだったのですが、必要性を感じる場面もありました。
今後、9月の高山を歩く時は着て行くことにします。

03:00起床。朝食は寝る前に仕込んでおいた尾西の五目ごはん。
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二人前のパッケージに入ったご飯をお皿(サランラップ)によそって頂きます。私たち夫婦、朝はそれほど量を食べないので、残った分はそのままラップにくるんで行動食に。
サランラップ最高です。旭化成は偉大であります。

食事後、激込みの劔岳はあきらめて五色ヶ原に向かうことに。
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やはり標高3,000mの稜線歩きは疲れますね。途中にある大汝休憩所で一休み。
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私達はココを下って、写真左側に延びている道を登り『龍王岳』へ。

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そして『鬼岳』『獅子岳』『ザラ峠』を越えます。中央に見えている斜めで平らなのが五色ヶ原。
二日目、ここまで歩いて6時間。残りのコースタイムは4時間。ビールが恋しくなる時間帯に突入です。

つづく

2012年10月11日木曜日

Camera Strap Hooks

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珍妙なものをつくってしまいました。

半年程前カメラを新調。
『サコッシュをたすきがけ、逆の肩にカメラストラップをたすきがけ』
というスタイルで何度か歩いてみました。

しかし、カメラが体の側面付近に来るので、腕が振りづらい。首からぶら下げれば解決なのですが、長時間だと疲れそう。

何か良い方法はないかしら、と東急ハンズ内を徘徊していると、、、
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おっ、コレなんか良さそうですよ。
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木ネジを通す穴を利用して、ショルダーベルトに縫い付けました。
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Six Moon Designs / swift packが30gほど重くなりましたが、利便性の向上の為には致し方ありません。

こんな感じでぶら下げられます。加重は当然ショルダーベルトにかかるので、パックウェイトがそのまま重くなるだけのこと。
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首周りをスッキリさせたかったのでウエストポーチに変更。
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2泊3日で立山周辺を歩いてきたのですが、ストラップフックも含めなかなか快適でした。
サコッシュはとても使い易くて気に入っていたのですが、しばらくは通勤用として活躍してもらいます。

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しかし、カブトムシみたいになっちゃったな。。。